Jan 04, 2008

「ニューイヤーコンサート『ラデツキー行進曲』」(ウィーン・フィルハーモニー管弦楽団)

「これを聞くとお正月って感じがするねー」ちう曲は人それぞれあると思うのですが、ワタクシは2曲あります。

1個目は「とーしのはーじめーのー、たーめーしーとてー♪」ってやつですね。アレンジは「かくし芸大会」オープニング版です。審査員席の植木等やら、長ーい出演者ロールが浮かんできちゃいます(司会は高橋圭三と芳村真理)。そーいえばもう何年も見てないなー。

2個目はウィーン・フィル「ニューイヤーコンサート」の「ラデツキー行進曲」です。正月の定番ニュースで「お客さんが手拍子してる曲」ですね。「かくし芸」見なくなっちゃってからは、これ聞いて始めて(ロータリートランペットも見て)、「あーお正月なんやー」って年明けを実感しております。

ってなわけで、今回はYouTubeにUPされてる歴代の「ラデツキー行進曲」を見比べてみました。

ニューイヤーコンサートは毎年指揮者が変わってるので、同じ「ラデツキー行進曲」でも全然ちゃうことになってるのが面白いのですが、ワタクシのチェックポイントは以下の1点。

  ・観客に対する「手拍子はじめ!」の指示の仕方

こんだけ定番の曲やのに、指揮者によって手拍子のスタート・エンドがばらんばらんなのですよ(手拍子は途中数箇所なんで、ずーっとしてるわけではないのです)。それプラス指揮者が指示するの忘れたりしてるのもあったりなんかするので、手拍子だけ聞き比べるのも面白いのですよ。

まずは、すごーく典型的なやつで。1991年(指揮者 クラウディオ・アバド)っすよ。

もう何か映画っぽいっすね。指揮棒の振り方とか「あー、みたことあるー」「こんなんおるー」って感じで。お客さんへの手拍子への指示もオーケストラへの指揮もそつがないっちうか。まさに「指揮者」って感じなのですが、ここまで型にはまってるとちょっとワタクシ的には「上手なんやろけど面白くなーい」なのです。

そーいう意味で言うと、1992年のカルロス・クライバーは「これはなかなかないやろー」な動きです。

ね。なかなかないっすよね。玉木宏がこれの真似しても「こんなん千秋様じゃなーい」って絶対おっけー出してもらえなさそーです。ほんでまた観客への手拍子の指揮なんざ最低限に抑えられててですね。お客さんも最初の方は「叩いていいのかな?」って恐る恐るなとこがスリリングー。

しかーし。スリリングと言えばやっぱしこの方。1987年のカラヤンでしょう。

かかかか、かっちょいいーヽ(´ー`)ノ
おっとこまえーヽ(´ー`)ノ
でも、こわーい(TДT)

もう、手拍子がちょっとでかいって注意されたら、お客さんがみんな「しゅん(´・ω・`)」って縮こまっちゃったりしてますよ。カラヤンの指示なしで手拍子したら怒られると思ったからなのか、最後の部分での手拍子が音ちっちゃめになってるのもわかるよーな気がします。カラヤン指示するの忘れたから「叩いたらあかん」って思っちゃったんよね。うんうん、わかるぞー。

ってなわけで怖い思いをしたあとは、この方で和んでおきましょー。2002年の小澤征爾ですよん(曲は2分過ぎくらいからですよん)。

いやー、エンタティナーっすねー。観客へのアピールは一番なのではないでしょーか。指揮棒なしやし服もノーネクタイやし髪の毛ふさふさでやっぱし異彩を放っておりまするねー。でも手拍子のスタートしか指示してないっぽいので、ストップのタイミングがばらんばらん(フェイドアウト)になってるとこがご愛嬌であります。あとシンバルの人が太りすぎで「大丈夫?」って気になっちゃいますね。

で。以上のパターンを見た上で今年のんを見てみましょー。指揮者はジョルジュ・プレートルですよん。

おー、お客さんの方を思いっきり向いて手拍子をしきってまするー。手拍子めりはりきいてるぞー。でもワタクシは太ってる指揮者がちょい苦手なので来年は痩せてる人やといいなー。ちなみに今は「のだめカンタービレ」正月SPを見ております。千秋さまー、固いぞーヽ(´ー`)ノ

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