Jan 05, 2007

「サムライカアサン」(板羽皆)

前に1巻をジャケ買いしてすっかり気に入って何回も読んでしまい、今日2巻が出てるのを発見したので買ってきて早速読んだのですがハズレなし。「おそるべし」な「サムライカアサン」であります。この寒い時期に読むと、これまたヌクヌク気分に浸れてよいです。

おかん(よい子さん)と息子(たけしくん・高校生)のドタバタ親子もん(全編関西弁)なので、まーゆーたら「おかんとマーくん」っぽいものなのですが、あのおかんが「マーくんにだけ」盛り上がってたのに対して、これは「たけしとその周りの人」ってのに盛り上がってしまうとこが、大きく違うとこなんやろなー。全体的に「ヌクヌク」な後味になってんもの、そのおかげなのかもです。

おかんは「たけし大好き」なので、弁当のおかず側を持っていき忘れてたり、彼女と歩いてるとこに遭遇したりするたび暴走します(暴走は一人コントに突入すること多し)。勝手に先を予想して怒ったり喜んだりしてます。熱く言い切ってみたりもします(間違ってることも多し)。

が、そんなおかんの暴走の背景には愛があるってのが巻き込まれた側にわかる仕組みになっておりまして。巻き込まれた側も「ま、えっか」ってなヌクヌクな気持ちになってるのがええねんなー。

ちなみに「巻き込まれ側」は、たけしだけに留まらず、たけしの友達のかんちゃんや、彼女のこずえちゃんや、こずえちゃんの弟のけんちゃんにもおよび、2巻に入って更に広がりを見せてるわけであります。

しかーし。ドタバタの中でこっそり仕込まれてる小ネタが、またこれツボに入るものも多く(1巻やったら「こずえちゃんのザブトン運び」、2巻やったら「『来ちゃった』扇子」がお気に入り)、油断は禁物なのであります。なーんかチマチマ仕込んであるんよなー。ちっちゃい文字のセリフとかに。「はなかんでしもたぁぁぁぁ」とか。

暴走してるおかんと、巻き込まれまくりのたけしをニコニコ見守ってるおとんの「じょーじ」が、これまた「憎いあんちくしょう」ぶりを発揮して、ええとこ取りしてるのもずるくてよいです。またこれ、おかんとじょーじが仲良しやからなー。「親が仲良し」ってのはいいねー。

3話目くらいまで、登場人物の顔がイマイチ定まってなかったぽいけど、後は固定された模様。固定された顔のおかんの顔が丸くて可愛くてよいです。こずえちゃんとおかんの「Wボケ」な感じがとってもお気に入りなので、たけしにはこずえちゃんと長く付き合っててほしいっすね。

あ。あと「漫才師」はねー。向いてないと思うよー。

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