Feb 26, 2005
「出直しといで!」(一色まこと)
久々に読み直していい気分なので、書いておくことにしまする。全6巻チウ第1巻が行方不明になっちゃってるのでありますが、ま、後半の方がええ話なんでえっかな。ちうことで。このマンガは15年くらい前にスピリッツで連載やったはず。古くてすんません。
話としては学園モノ(高校生)です。勉強できないクラスに集まった茜(♀)と山田(♂)と仁子(♀)と大福(♀)と田代(♀)が中心で、そこに勉強できるクラスの土屋(♂)と葛西(♀)がまざりーの。ま、土屋が茜を好きになり、茜と幼馴染の山田が「えー」ってなりーの主軸があるのでありますが、またこれがそれだけじゃなくてですね。その他の人にもちゃんと学生生活にありがちな悩み系エピソードが盛り込まれてて(見せ場もあるし)、みんながみんな愛すべきお子ちゃんってとこがいいのでありますね。
名前もわからんクラスメートくんたちもええ味で、教室がいつも和気藹々で授業中も休み時間もうるさくて、男女が混ざって騒いでてみんなが仲良しで、現実の学生からみたらちょっと桃源郷っぽいとこはありますが、ま、マンガやしOKっす。改めて見ると「電車男」の周りで煽ってた奴らを彷彿とさせます。茜ん家の料理上手な弟くんや、ドラクエの復活の呪文をどこに書いたかすぐ忘れて泣いてるじーちゃんも、好きやなー。
学園モノなので将来のこととか、自分の容姿とか、好きな子のこととか、おこる事件はベタでありますが、そんなにご都合主義な解決になってないとこが今読んでも「ええ話やー」と思えるとこなのかもしれません。実際ワタクシここの中で出てくる解決方法のひとつは、今もたまにしんどいことがおこった時に思い出します。その通りはなかなかできませんが。読んだ人にわかるよーに言うと「高原坊主」のヤツっすよ。
「ここのこのシーンが」ってので行くと「山田が一人で部室に残ったとこ」と「VVGの色紙を見たとこ」と「田代のおかーさんの話」と、今読んでもやっぱし感動しちゃいまするね。あ、後「バスケの試合(いやな監督編)」は、体育会系あがりのワタクシとしては当時を思い出してドキドキであります。中学ん時のクラブの雰囲気が青華学園(対戦相手)系のスパルタやったからなー。
しかーし基本はコメディなので。「泣こうかな」と思って読んではいけません。みんな普段は「ぬぼー」っと鼻たれて、アホなことばっかししてますので要注意っすよ。
Amazonで探してみたら、今出てるのは新しく復刻されたやつなのですね。ワタクシが持ってるやつとはデザインが変わっておりますが、「名作復活」の帯に相応しい王道の学園モノやと思いまする。
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