Jan 04, 2009

「親孝行プレイ」(みうらじゅん)

お正月も明けましたー。実家に帰られた方も多かったのではないでしょーか。親孝行は出来たでしょうか?

ワタクシは年に1回っか帰らない人で「親孝行」なんざ「ワタクシが元気にしてることが親孝行」と決め付けてたわけですが、ここ数年は「ちょっとだけサービス」を心がけております。

「親孝行プレイ」実践中なのであります。

「親孝行プレイ」は、ワタクシのよーな「顔だけ見せたら十分っしょ」的な親孝行じゃなく、「ちっちゃい時にやってたよーな『その場を乗り切るレベルででも、親を喜ばせるよーなこと』を演じなさい」ちう、偽善的「プレイ」のすすめであります。

「プレイ」なので、実行しようと思ったら精神的に疲れ果てるものが多く「既に同居してる」ちう人にはお勧めできないもんだらけです。なので、ワタクシのように「離れて住んでて、年に数回会うかどうか」ちう人用です。目次も「帰省のテクニック」「妻活用法」「孫活用法」「友活用法」と「攻略本」のよーですね。

簡単に言ってしまうと「素を見せて腹を割った親子関係」ではなく、「お客さんを接待する」気持ちで接するってのが基本姿勢です。

と、ここまで紹介したとこで「えー、そんなんやっても親孝行じゃないよー」ちう方もおられるでしょー。おられると思います。ワタクシもそう思ってたのでわかります。「でもね」なのです。

これを読む前のワタクシは「親孝行」=「親の望みを出来る限り全部かなえてあげること」と思っておりました。で、うちの親の望みは「ワタクシも弟やんも弟やんの家族も、全部が1個の家、あるいはご近所に住んで、いつでも集まってワイワイ」ってやつです。

親もさすがに「それは無理」ってあきらめてるんで、「イチゴが採れるよ」とか「アユが解禁だよ」とか「とにかく帰って来い」なお誘いが来るレベルです。でもその後ろには「『近所に引っ越して来い』があるんよなー」と思うと、「ほいほい行って、変に期待を持たせることになっても悪いよなー」とか思っちゃったりとか、ややこしいのであります。

しかーし「親孝行プレイ」を読んでから、ちょっと考えが変わりました。そんな「ベストな望み」を適えよーとして「無理無理ー」と何もしないよりは、「その場その場だけでも、ちょっといい気分になってもらう」ちう形の親孝行にしよーと思えるようになりましたよ。

さすがに、みうらじゅん並みの孝行は全然無理やし、常にいい気分にさせることも無理なので、毎年年末年始にちょっと頑張ってみては「今度はもーちょっとがんばろー」な課題を残して帰ってきてるわけなのであります。

大体ワタクシ「親に愛想よくできない」ちう、親孝行をするには致命的な欠陥があるので、前途多難な道のりではありますが、後何回あるかわからん親との時間は出来る限り愛想よくしていこうと、帰省から戻って再度読み直して反省してるワタクシなのでありました。

「東京タワー」読んでメソメソした人は、こちらを読んで一個でも行動に移してみちゃってくださいな。1冊読むのが面倒な方に1個だけ簡単なやつを紹介しましょー。

帰省したときに「新しく増えてる置物や家電を見つけて『これどーしたのー?』と突っ込む」ことです。「これはねー。うふふふ」って、嬉しそーに喋くってくれたら、「親孝行」のツカミは成功ですよん。

※ 今はアマゾンで「中身閲覧(一部)」やってます。アマゾンの紹介ページの表紙画像をクリックすると、最初のとこがちょっと読めるので、興味があったら見てきてくださいな。